ソウメンゆがくのも“捕手道” 阿部が説く「目配り、気配り、思いやり」

[ 2017年1月8日 05:30 ]

ティー打撃中、お互いのバットを交換する阿部(左)と小林
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 グアムで小林と自主トレ中の巨人・阿部が「目配り、気配り、思いやり」の大切さを説いた。その一例がソウメン。

 練習を終えて帰り支度をしていると、小林から「お先に失礼します」とあいさつされた。「あいつ、一足先に帰ってソウメンをゆがくんだよ」。グアムでは半月間、寝食をともにする。練習直後でものどを通る冷たい麺を用意するため、小林は宿舎に急いだのだ。打者の心理を読み、配球を組み立てる「捕手道」につながるという。グアム入り直後には、自ら赤味噌の味噌汁を振る舞い、小林の緊張を解いた。自主トレでは初めてフリー打撃を行い、熱血指導。小林に「2割7分は打ってほしい」と期待した。 (グアム・神田 佑)

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2017年1月8日のニュース