巨人 内海、4時間の本格練習 腫瘍摘出から回復示す「執念。今年に懸ける」

[ 2017年1月8日 18:20 ]

キャッチボールする巨人・内海
Photo By 共同

 昨年末に両肺の間の縦隔にできた腫瘍の摘出手術を受けた巨人の内海哲也投手が8日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で練習を公開し、順調な回復ぶりを見せた。50メートルの往復ダッシュや約60キロの重り引きなど、他選手と同じ4時間のメニューをこなした。病を経験しての再出発に「執念。今年に懸ける思い。こんなことでつまずいていられない」と力強く話した。

 昨年12月26日に手術を受け、退院した29日にはすぐ1時間のジョギングとキャッチボールを行ったという。健康診断で腫瘍が発覚した際は「頭が真っ白だった」と振り返る。今も不安と隣り合わせというが「先発ローテーションを守って活躍したい。監督を胴上げしたい」との思いを活力にしている。かつてのエースは昨季9勝6敗と復活の兆しを見せた。今季は4年ぶりの2桁勝利を狙う。

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2017年1月8日のニュース