巨人・杉内 糸井退治お任せ「相性はいいよ。かわしては駄目」

[ 2017年1月3日 05:30 ]

 今季完全復活を期する巨人・杉内が「糸井キラー」健在ぶりを見せつける。オリックスから阪神にFA移籍した糸井とは、ソフトバンク時代からの通算対戦成績が55打数7安打(0本塁打)で打率・127。巨人移籍後も交流戦で対戦し、13、14年ともに2打数無安打に封じている。

 「相性はいいよ。かわしては駄目。外角への直球でファウルを取って(最後は)スライダー、というイメージ」と自信の口ぶりだ。

 15年10月に右股関節の手術を受け、昨季は1軍登板なしに終わった。術後の課題だった直球の切れを磨くため、昨年11月には異例の秋季キャンプ参加で若手に交じり、投げ込みを敢行した。「やっぱり真っすぐ。真っすぐでファウルを取れると打ち取れる」。患部は順調に回復しており、2年ぶりの1軍登板へ向け手応えはつかんでいる。

 昨季チームは阪神に15勝9敗1分けと大きく勝ち越した。今季は3年ぶりのリーグ優勝に向け、糸井が加入した阪神との対戦は重要なカードになる。杉内が糸井封じの手本を示し、優位に立つ。 (神田 佑)

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2017年1月3日のニュース