阪神ドラ3才木 “恋敵”大谷にメラッ 紅白でガッキーの隣うらやましい

[ 2017年1月3日 09:45 ]

スクワットジャンプをする才木
Photo By スポニチ

 阪神のドラフト3位・才木浩人投手(18=須磨翔風)が2日、豊中市内のトレーニング施設で自主トレを公開した。プロ1年目を「土台作り」と位置付けたと同時に、ナント、日本ハム・大谷翔平投手(22)に一方的に挑戦状をたたきつけた!?

 球界の超スーパースターに、一方的に嫉妬心を燃やした。大みそかに放送された紅白歌合戦で、大ファンと公言する女優・新垣結衣の隣に、大谷が審査員として座っていたからだ。

 「録画して見ました! 踊ってた部分ですか? 見ました。チェックしました。(大谷は)めっちゃうらやましいっす…、うらやましい。僕もいつかは…、(可能性は)ありますかね…」

 所用のためリアルタイムでは見られなかったが、録画予約して翌1日にみた。主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のエンディングで流れる“恋ダンス”。活躍したらいつかはいっしょに踊りたいと夢見ているが、あろうことか大谷は至近距離で生鑑賞…。うらやましすぎる!テレビ越しに眺めることしかできなかったプロ入り前の18歳には、打倒・大谷に闘志を燃やし、そして今は大谷のような成績を残すモチベーションに変えるしかない。

 その存在に近づくために、プロ1年目は「土台作り」に充てる。この日は、8月から週2回、通っているという豊中市内のトレーニング施設で約3時間、基礎的なトレーニングをこなしたあとに、意気込んだ。

 「まずはしっかり体を作りたい。早く1軍で投げたい気持ちはありますが、焦らずに、下積みをやっていきたいです」

 1メートル88の長身が魅力だが、久々に履いた私服のズボンの丈が短くなっているなど、現在も成長過程だという。さらに、しなやかなフォームから投げる最速148キロの直球は威力十分。この日行ったシャドーピッチングでは、振った後の腕が背中まで届き「バチン!」と音がするほど肩関節が柔らかい。「持ち味だと思います」と自信を持つ柔軟性と、将来性を最大限に伸ばしていく。将来のエース、そして、「ガッキー」との共演!?をいつかは勝ち取ってみせる。 (巻木 周平)

続きを表示

2017年1月3日のニュース