「野球博士」元阪急のスペンサーさん死去

[ 2017年1月3日 17:43 ]

死去したダリル・スペンサー氏
Photo By 共同

 プロ野球の阪急(現オリックス)で強打の内野手として活躍したダリル・スペンサー氏が2日に88歳で死去したと米カンザス州ウィチタのメディアが報じた。

 米大リーグのジャイアンツなどで活躍。1964年からは阪急でプレーした。「野球博士」の異名をとり、豪打と頭脳プレーで当時、日本シリーズ9連覇を果たした巨人が最もマークした選手といわれる。65年にはサイクル安打を記録し、三冠王に輝いた南海(現ソフトバンク)の野村克也捕手とは最後まで本塁打王を争った。阪急では通算7年間で731試合に出場して615安打、打率2割7分5厘、152本塁打、391打点だった。

 大リーグでは通算10年間で1098試合に出場して901安打、打率2割4分4厘、105本塁打、428打点だった。

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