中日ドラ1柳 青木目指して新人王獲る!98年憲伸以来の栄誉へ

[ 2017年1月3日 05:30 ]

母智丘(もちお)神社で引いたおみくじの「大吉」を手に、笑顔を見せる中日ドラフト1位・柳
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 中日のドラフト1位・柳裕也投手(22=明大)が2日、故郷の宮崎県都城市で自主トレを公開。同郷のアストロズ・青木宣親を「目指すべきところ」と目標としたうえで、球団としては98年の川上憲伸以来、19年ぶりとなる新人王を目指す心構えを示した。

 昨年12月28、29日に宮崎市内で開催されたプロ野球宮崎県人会。初参加の柳は青木の存在に圧倒された。「小さい子にもとても熱心に指導されていたり、誰に対しても親切。野球への向き合い方も勉強になりました」。メジャーで活躍する選手の礼儀を尽くす姿、郷土愛を目の当たりにし、新たな刺激を受けた。「ケガせず、任された場所で1年間やり切ること。数字やタイトルは後からついてくる」。チームは12球団で最も新人王輩出から遠ざかっている。地に足を付け、青木も獲得した栄誉を狙う。

 練習場所に選んだのは志比田スポーツ少年団に所属した小学生時代に通ったグラウンド。毎年、初詣で訪れた母智丘(もちお)神社で引いたおみくじは「大吉」だった。「野球を始めた場所。ここからスタートしたかった」。即戦力右腕が大きな夢へ歩み始めた。 (桜井 克也)

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2017年1月3日のニュース