大谷　ダルファミリーと“格闘トレ”で始動　山本美憂＆聖子さんが指導

（左から）大谷、杉谷、ダルビッシュ
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　日本ハム・大谷が「格闘技トレ」で始動した。レンジャーズのダルビッシュが、自身のツイッターで「年明けはこのメンバーで始動です！」と大谷、杉谷とともに自主トレを行ったことを報告。妻で元レスリング世界王者の聖子さん、その姉で総合格闘家の山本美憂からマット運動の指導を受けた動画や、ミット打ちに励む姿がインスタグラムで公開された。

　場所は２人のきょうだいである山本“ＫＩＤ”徳郁の東京都内のジムとみられる。このオフも定期的にダルビッシュらと合同トレーニングを行っているが、今度は格闘一家の山本ファミリーとも「合体」した。大谷は杉谷とともに聖子さんから「イメージとつなげながら」「顔をよけながら反対側に回る」などとアドバイスされ、腕の力を使わず後転を繰り返した。さらに、総合格闘家の朴光哲を相手にミット打ちにも挑戦。ステップしながら間合いを測り、鋭くパンチやキックを放つと「重そう〜！」と歓声が上がった。

　大みそかは紅白歌合戦で審査員を務めるなど年末もイベント出演で多忙だった大谷。「（年末年始は）帰りません。練習はこちらでやります。都内とかにジムもあるし体を動かすことはできる」とプロ４年目で初めて岩手の実家を離れて年を越し、着々とトレーニングを積んでいるようだ。

　スケジュールの合間を縫っての練習にも「理想的な時間じゃなくても、（練習を）できるのはいいんじゃないかと思う。やりたいこともできている」と質、量ともに手応えを口にする。新たな刺激を受け、初出場する今年３月のＷＢＣ、そして日本一連覇が懸かるシーズンへ殴り込みをかける。