ラミレス監督 筒香3冠王カギは「どれだけ四球を選べるか」

[ 2017年1月3日 05:30 ]

DeNAの筒香
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 DeNA・ラミレス監督が筒香の3冠王に太鼓判を押した。昨季はいずれも自己最多の44本塁打、110打点で2冠に輝き、打率はリーグ3位の・322。「彼は今、3冠王に最も近い選手だと思う。そういうポテンシャルを持っているんだ」と迷いなく言い切った。

 一番の関門となるのは打率だ。筒香の能力をもってすれば打率・320は安定して残せると言い「あとはどれだけ四球を選べるか」と断言した。昨季は87四球で、ヤクルト・山田の97四球に次ぐリーグ2位。2冠王で臨む今季はさらに相手チームのマークが厳しくなるのは確実で、際どいコースをどれだけ見極められるかが、打率をキープする上でより重要になる。

 3冠王は過去7人で、04年松中信彦(ダイエー)が最後。ラミレス監督は「彼ならチャンスがある」と期待を込めながらも「3冠王を考えすぎるのはよくないので、言い過ぎないようにしている」。そこには、主砲への絶大な信頼が垣間見えた。

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2017年1月3日のニュース