広島・野間 CSへアピール3安打 43度目逆転勝利呼んだ

[ 2016年9月15日 05:30 ]

<神・広>初回2死一、三塁、野間が藤浪から左前適時打を放つ

セ・リーグ 広島6―4阪神

(9月14日 甲子園)
 今季43度目を数えた広島の逆転勝利。野間の活躍が光った。逆転された直後の8回1死一塁。サターホワイトからの中前打で一、三塁へ好機を広げ、安部の右越え逆転2点打につなげた。

 初回は藤浪の156キロを叩いた左前適時打で今季初打点。6回の投手強襲安打を合わせ、昨年4月2日以来、プロ2度目の猛打賞だ。

 ドラフト1位で入団した昨季開幕当初は、鈴木とともに対戦投手の左右別で打順1番を任される期待の存在だった。今季主軸へ飛躍した2学年下の後輩に対して6月上旬から2軍暮らし。優勝決定日の10日に昇格。「いろいろな投手と対戦して追い込まれてからのことを意識するようになった。(2軍の)経験は無駄じゃなかった。もらったチャンスを生かしてCSのメンバーに残れるようにしたい」と力を込めた。

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2016年9月15日のニュース