侍女子代表 高校生・清水V5へ“全力”「人生で一番感動的な瞬間」

[ 2016年7月15日 05:30 ]

W杯5連覇へ意気込む(左から)志村、川端、大倉監督、六角、清水

 大会5連覇を目指して第7回WBSC女子野球ワールドカップ(9月3日開幕、韓国)に出場する侍ジャパン女子代表が14日に都内で会見を行い、大倉孝一監督とヤクルト・川端の妹、川端友紀内野手(埼玉アストライア)らが出席した。

 高校生で唯一選出された清水美佑投手は、初の侍ユニホームに「人生で一番感動的な瞬間を味わった。5連覇へできることを精いっぱいやりたい。唯一の女子高生なので、小中学生など若い世代からの目標となれるように努力したい」と宣言した。

 伸びのある直球が武器の1メートル68の右腕。8歳から軟式の上作延ノンキーズで野球を始め、中学時代は硬式の狛江ボーイズでプレー。高校は女子野球の名門・埼玉栄に進んだ。好きな選手はDeNAの守護神・山崎康晃で「抑えで1イニングを守り抜く責任感と勝負強さが憧れ」という。大倉監督も「高校生らしくないという表現がいいと思うが、マウンドでは本当に落ち着いている。マウンドに上がったときの勝負勘、プレートさばきが高校生離れしていて、落ち着いた投球をするところが持ち味」と期待を寄せる逸材だ。

 在学する埼玉栄の男子野球部は13日の埼玉大会2回戦で4―5の9回2死から逆転サヨナラ勝ちし「刺激になります」と発奮していた。

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2016年7月15日のニュース