【球宴】全セ、5発飛びかう“空中戦”制し3連勝 MVPは筒香

[ 2016年7月15日 21:33 ]

<全パ・全セ>4回2死、ソロ本塁打を放った坂本は山崎(左)とハイタッチ

マツダオールスターゲーム2016第1戦 全セ5―4全パ

(7月15日 ヤフオクD)
 マツダオールスターゲーム2016は15日、ヤフオクドームで第1戦が行われ、全セが全パに5―4で競り勝ち、昨年の第1戦から3連勝、対戦成績を78勝80敗10引き分けとした。最優秀選手には本塁打を含む2安打を放った、DeNAの筒香が選ばれた。第2戦は16日に横浜スタジアムで行われる。

 試合は全パ・和田(ソフトバンク)、全セ・菅野(巨人)の両先発が2回をともにパーフェクトピッチング。3回は石川(ロッテ)、藤波(阪神)がともに3者凡退と、両チームともに1人の走者も出せない展開に。

 均衡を破ったのは全セの3番・坂本(巨人)だった。4回2死、3ボール1ストライクから内角高めに甘く入った石川の速球を左翼席へ叩き込む先制弾。この一発を号砲に5回に先頭の筒香(DeNA)が則本(楽天)から右越えソロ、1死後にはバレンティン(ヤクルト)も右中間へ一発を叩き込んだ。その裏、全パは1死から長谷川(ソフトバンク)が野村(広島)から右越えソロを放ち、中盤は一発の応酬に。

 全パは8回、代打の大谷(日本ハム)がマシソン(巨人)の前に三直に倒れたものの、鈴木(ロッテ)が左中間へ二塁打を放って出塁すると、初出場の田村(ロッテ)が初球を右前へ。ロッテコンビで1点を返し、1点差に。

 9回には全セが2死二、三塁から初出場のルーキー戸柱(DeNA)の初打席初安打となるタイムリーで2点を追加。リードを3点に広げたが、その裏を全パは無死1塁から栗山(西武)が右中間へ2ラン。プロ15年目で球宴初打席となったベテランの一発で再び1点差に迫ったが、反撃もそこまでだった。

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