ソフトバンク和田「1球1球を全力で」“芸術的投球”披露 

[ 2016年7月15日 20:30 ]

<全パ・全セ>初回を投げ終えたソフトバンク・和田(右)はナインの出迎えを受ける
Photo By スポニチ

マツダオールスターゲーム2016第1戦 全パ―全セ

(7月15日 ヤフオクD)
 圧巻の投球だった。5年ぶりに日本球界に復帰したソフトバンク・和田が全パの先発として登板し、2回をパーフェクトに抑えた。

 初回先頭の丸(広島)を1球で中飛に打ち取ると、続く川端(ヤクルト)を2球で二ゴロ、坂本(巨人)を3球三振に仕留める。2回は4番・山田(ヤクルト)を4球で空振り三振、筒香(DeNA)を4球で左飛、6番・新井(広島)との“最年長対決”は6球で二ゴロに打ち取った。

 「めいっぱい投げました。2イニングと言われていたので1球1球を全力で投げました」と和田。指揮をとるソフトバンク工藤監督から「もう1回いくか」の打診もあったが、辞退して笑顔でマウンドを降りた。

 今年のパの最年長選手でもある左腕は打者6人に対し、5番・筒香には4球だったが、それ以外の打者は全て打順と同じ球数で料理。トータル20球の“芸術的投球”を披露した。

続きを表示

2016年7月15日のニュース