中日 京セラD阪神戦連敗11で止める、大野15年ぶり開幕左腕○

[ 2016年3月25日 21:44 ]

<神・中>福谷(右)からウイニングボールを受け取る大野

セ・リーグ 中日5―2阪神

(3月25日 京セラドーム)
 中日は阪神に逆転勝ちし、京セラドームでの阪神戦の連敗を11で止めた。初の開幕投手となった大野は8回途中まで投げ2失点と好投し、勝ち投手に。中日の左腕の開幕投手が勝利を挙げるのは2001年の山本昌以来15年ぶりだった。

 初回にヘイグの適時打で1点失ったものの、その後は粘り強い投球を見せた大野。打線は4回から5イニング連続で1点ずつ得点し同点、勝ち越し、再勝ち越しと試合の流れをつかんだ。エースは「1点ずつ取ってくれて心強かったですし、守備の方でもビッグプレーが多かったですし助かりました」と攻守にわたる援護に感謝した。

 中日は14年4月2日から京セラドームの阪神戦11連敗中だったが、約2年ぶりに白星。「そんなに負けているという雰囲気はなかったので、チーム全員悪い印象なく戦えたと思います」と振り返り、「最高のスタートが切れた」と4年ぶりの開幕戦白星を喜んだ。

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2016年3月25日のニュース