マー君 オープン戦初登板で2回2安打無失点、2奪三振

[ 2016年3月7日 03:59 ]

フィリーズ戦で今季初OP戦登板をした田中(AP)

 メジャー3年目を迎えたヤンキースの田中将大投手(27)が6日(日本時間7日)、フロリダ州クリアウォーターでのフィリーズ戦で今季のオープン戦初登板。2回を2安打無失点、2奪三振1四球だった。

 初回は先頭のヘルナンデスを二ゴロに打ち取ると、続くガルビスを一ゴロ、3番のヘレーラは空振り三振と3者凡退。2回は先頭の4番・フランコに左前打、ステイシーには中前打と連打を許し、無死一、二塁のピンチを招いたものの、ルイスを三ゴロ併殺。ハンターに四球を与えて2死一、三塁となったが、ロウを見逃し三振に仕留めて無失点で切り抜け、この回でマウンドを降りた。

 実戦登板は2日のシート打撃以来今キャンプ2度目。前日5日には「感覚を大事に投げていきたい。結果どうこうという感じではないですけど、その中でもしっかりと抑えていきたい」と話していた田中。2年連続の開幕投手に向け、まずまずの実戦スタートを切った。

 ▼田中の話 全体的には良かった。球はばらけたところもあるが、今は課題とかそういう部分がたくさん出た方がいいと思っている。走者を背負った場面で、出力を上げたい時にしっかり腕を振って投げることができた。

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