イチロー愛そこまで…ムネリン 審判に怒られた「一番幸せなボールに…」

[ 2016年2月5日 21:14 ]

カブスとマイナー契約を結んだ川崎

 カブスとマイナー契約を結んだ川崎宗則内野手(34)が、5日放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう」に出演し、イチロー愛を物語るエピソードを打ち明けた。

 11年オフに当時マリナーズに所属していたイチローの背中を追いかけてソフトバンクから移籍。年俸2億円減も気にならなかった。そんな川崎は、お互いに所属チームが変わってからもイチローの節目に立ち会う好機に恵まれた。13年8月21日にニューヨークで行われたヤンキースVSブルージェイズ戦。当時ヤンキースに所属していたイチローが日米通算4000安打を達成。川崎もブルージェイズの二塁手で先発しており、二塁に返球されたその記念球を受けた。

 「ピッチャーに返そうと思ったんですけど、みんながイチローさんに拍手している。オレも拍手してたけど、ボールだけパクって、オレが持っとけば一番、幸せなボールになるんじゃないかと」。しかし、審判から返すように言われ「アイ・キャント・スピーク・イングリッシュ。アイム・ジャパニーズって言ったんですけど…」。抵抗したものの、審判から「高圧的にそんなことするな。それは博物館に飾るんだ」(川崎)と怒られ“降参”した。

 高年俸を捨て、尊敬するイチローと一緒にプレーしたくて海を渡った34歳。「好きなのに理屈はない」と言い切る姿はある意味、かっこいい。

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2016年2月5日のニュース