青木 ニューバランス社製スパイク使用へ 日本人初グローバル契約

[ 2016年2月5日 05:30 ]

昨年12月、マリナーズ入団が決まり笑顔を見せる青木(AP)

 マリナーズ・青木がニューバランス社と日本人初のグローバル契約を結んだことが4日に分かった。

 大リーガーのシェア4割以上の同社製スパイクを導入。今季の目標を「世界一と、できれば個人タイトル。僕が獲れるとすれば首位打者か盗塁王」と高く掲げる足元を心強い新兵器が支える。

 履く予定の「L4040」は40本塁打&40盗塁の「フォーティー・フォーティー」にちなみ名付けられた。スピードだけでなく、打撃の力強さにもつながるのが特徴。青木は「魅力は大きく2つ。足裏全体を感じられるソール(靴底)は、野球特有の回旋動作をスムーズに行える歯の配置。もう一つはフィット感で、持ち味の機動性を発揮するのに重要」とした。

 同社スパイクは日本選手では田中(ヤンキース)が昨季から履き、カノ(マリナーズ)、ガードナー(ヤンキース)ら野手では打撃とスピードの両面を生かす選手が愛用する。片足約390グラムで、200グラム台前半もある軽量スパイクより重いが「今までは軽いスパイクが良いと思っていたが、ある程度重さがあってもこの2つの機能性が気に入りました」と青木。新天地でのメジャー5年目へ足場固めは整った。

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