清原容疑者送検　報道陣100人、物々しい雰囲気の中…後部座席でうつむく

送検される清原容疑者

　覚せい剤取締法違反（所持）の疑いで逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者（４８）が４日午前、東京都千代田区の警視庁から東京地検に送検された。

　清原容疑者の姿をとらえようと早朝からテレビカメラ約２０台、報道陣１００人が集結。午前８時４３分、物々しい雰囲気の中、清原容疑者を乗せたシルバーの警察車両が出発した。同容疑者は後部座席でうつむき、表情はうかがえなかった。

　清原容疑者は２日午後８時４８分ごろ、覚せい剤取締法違反（所持）の疑いで現行犯逮捕された。警視庁によると、逮捕容疑は自宅マンションで覚せい剤約０・１グラムを所持していた疑い。東京都港区の自宅からは袋に入った覚せい剤と注射器３本、ストローとパイプ１本ずつが押収された。同容疑者は３日、調べに対し「自宅にあった注射器やパイプは覚せい剤をやるときに使っていた」と、使用について認め、摂取方法については「腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸ったりしていた」と供述している。