緒方監督 J王者に学ぶ必勝3カ条「森保監督の采配は素晴らしい」

[ 2016年1月22日 08:43 ]

必勝祈願のあと、昇鯉の像の前で会見する緒方監督

 広島は21日、広島市の球団事務所で1・2軍合同のスタッフ会議を開き、春季キャンプでの強化方針や参加選手の振り分けを決めた。緒方孝市監督(47)は必勝3か条を列挙。昨年のJリーグ年間王者・サンフレッチェを例に挙げた。

 「あの守り、接戦で1点を取る執念、森保監督の采配は素晴らしい。真似るわけじゃないが、3本の矢ならぬ、3つの力で今季を戦おうと思う」

 (1)投手中心の守りの野球(2)接戦を勝ち抜く1点を取る攻撃(3)選手起用・采配・戦略…の3か条。(1)の最大懸案は抑えを含む勝利の方程式の確立だ。(2)は昨季リーグ4位の61・5%だった盗塁成功率を「7割から7割5分まで引き上げる」(緒方監督)のが重点課題となる。(3)は1~3軍の連携強化。戦力の見極めのため、日南では紅白戦3試合の他にオリックスと異例の練習試合(14日)を組んだ。

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2016年1月22日のニュース