巨人・重信 守備も打撃も“二刀流” 内外野グラブ&軽量バット持参

[ 2016年1月22日 05:30 ]

メディア研修を受ける巨人・重信

 巨人のドラフト2位・重信(早大)が、宮崎キャンプに内野手用グラブを持ち込む構えを示した。外野手として新人野手では唯一の1軍スタートが決まったが「いきなり(内野を)守れと言われてもいいようにグラブは持って行く」と明かした。

 早実では三塁と二塁を守り、早大1年時の新人戦も二塁手として出場。その後、出場機会を求めて外野に転向した。この日の新人合同自主トレでは内野手用グラブで軽快に打球を処理し「(1軍キャンプは)何でも吸収したい」と意欲的だ。50メートル5秒7の俊足は大きな武器。その上で内外野を守れれば開幕1軍のチャンスは広がる。

 グラブだけではない。バットケースには600グラムの軽量タイプと試合用の890グラムを用意。軽いバットを振ってから打席に入るルーティンは「プロでも継続したい」。攻守ともに「二刀流」で、その実力をアピールする。 (川島 毅洋)

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2016年1月22日のニュース