大谷、打撃低迷の原因“見つけた” 自己分析「距離感が悪かった」

[ 2015年12月16日 05:30 ]

鏡で打撃フォームをチェックする大谷

 日本ハム・大谷が今季の打撃低迷について冷静に自己分析した。

 「ミスショット以前の問題。悪い時はボールとの距離感が悪かった」。投手3冠に輝くなど飛躍を遂げた一方で、打者としては打率.202、5本塁打、17打点と、昨季から軒並み成績を落とした。「内角の球が増え、変化球も増えた」。ストライクからボールになる変化球に対応できなかった。

 この日、千葉・鎌ケ谷の室内練習場で鏡に向かいテークバックからのステップを何度も繰り返した。直後に打撃マシンで鋭い打球を連発し「待ち方や(体重の)運び方が大事」。試行錯誤しながら確かな手応えを得ている。「投手・大谷」のブルペン投球再開は年明けを予定。来春キャンプは米アリゾナで行われるため、これまでのように温暖な沖縄に先乗りしての自主トレはなくなるが「慌ただしくなくていい」と問題なしを強調した。(柳原 直之)

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