阪神・藤浪、リーグトップタイ13勝目!新井がV弾 大野を攻略

[ 2015年9月15日 19:42 ]

<神・中>力投する阪神先発の藤浪
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セ・リーグ 阪神3―0中日

(9月15日 甲子園)
 阪神が中日との投手戦を制した。チーム66勝目で連敗は3でストップ。首位ヤクルトに0.5ゲーム差の2位をキープした。先発の藤浪が8回7安打無失点でリーグトップの前田健(広島)に並ぶ13勝目をマークした。中日先発の大野も好投したが、阪神戦初黒星で今季9敗目(11勝)を喫した。

 阪神は少ないチャンスをものにした。2回、先頭打者のゴメスが遊撃手エルナンデスの失策で出塁し、続く新井のバックスクリーン左への4号2ランで先制した。その後立ち直った大野を攻略できずに苦しんだが、8回、大和の左前打と大野のけん制悪送球でつくった1死三塁の場面でマートンが右犠飛を放って待望の追加点を挙げた。

 今季中日戦2度目の登板となった阪神・藤浪は、三者凡退は4回、7回の2イニングだけ。毎回のように走者を背負いながら最速157キロの直球とカットボールを軸に要所を締めて得点を許さなかった。奪三振数は「9」で今季通算201。シーズン200以上はセ・リーグの日本人投手では2004年の井川(阪神)以来となった。

 最後は呉昇桓が締めて40セーブ目をマークした。 

 中日は阪神に強いエース大野が8回を5安打3失点(自責1)と粘ったが、序盤に守備のミスがきっかけで失点し、打線の援護もなかった。

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