DeNAオーナー 最下位でも中畑監督続投「年々強くなっている」

[ 2015年9月15日 05:50 ]

オーナー会議を終え会場を出るDeNA・南場オーナー

 オーナー会議に出席したDeNA・南場智子オーナー(53)が、今季最下位に終わっても中畑清監督(61)への来季続投要請を白紙撤回しないことを明言した。

 「1位もあれば最下位もあるということを承知の上で続投を要請しております。結果にかかわらずお願いするスタンスに変わりはありません」。同オーナーは球宴期間中の7月17日に都内で中畑監督と会談し、就任5年目となる来季の続投を要請していた。

 チームはその時点で勝率5割で17年ぶりに前半戦を首位で折り返していたが、後半戦に入って15勝29敗と急失速。CS進出も厳しい状況に置かれている。続投要請のタイミングを見誤ったのではないかという批判に、同オーナーは「結果論でいろいろ言われているが、当方としては(残り)試合に集中していただく環境をつくりたかったことと、(中畑監督の指揮官としての)積み上げに対する評価を早く伝えたかった」と反論。その上で「年々チームは強くなっているし、育成も進んでいる」と手腕をあらためて評価した。一方で、5位低迷の責任を感じている中畑監督は依然として態度を保留している。

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2015年9月15日のニュース