好投の菅野を見殺し…巨人、ジョンソンに23回無失点で痛い黒星

[ 2015年9月15日 20:16 ]

<広・巨>6回無死、丸の打球にグラブを出し転倒する菅野

セ・リーグ 巨人0―1広島

(9月15日 マツダ)
 首位ヤクルトと0・5ゲーム差、2位の阪神とはゲーム差なしで、この日の島戦に臨んだ巨人は先発の菅野が7回を2安打1失(自責0)点と好投したものの、打線が5安打と沈黙。守りの乱れから失点し、痛い黒星を喫した。

 今季2試合15回を0点に抑えられていた左腕ジョンソンにこの日も苦しんだ。1、2回はともに3者凡退。3回2死から投手の菅野がチーム初安打となる左翼線二塁打を放ったものの、立岡が捕ゴロに倒れて無得点。7回には先頭の坂本が右前打で出塁したが、阿部が三飛、長野が遊ゴロ併殺に倒れ、8回も1死から大田の遊撃内野安打、小林の右前打で一、三塁のチャンスを作ったが、代打・岡本が二ゴロ併殺。結局、ジョンソンの前に23イニングス無得点に終わった。

 逆に2回には2死一、三塁から石原の遊ゴロを坂本が失策して広島に先制点を献上。好投の菅野を援護するどころか足を引っ張った。菅野は10敗目(9勝)で入団から3年連続2桁勝利は持ち越しとなった。

 広島は2回2死一、三塁から敵失で1点を先制。その後は追加点を奪えず、打線はわずか2安打ながら、ジョンソン、中崎が無失点リレー。CS進出へ、3位巨人との直接対決を制し、その差を1・5ゲーム差と縮めた。

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