左打者６人ズラリも…広島　３、４番大ブレーキ　後退４．５差

＜神・広＞松山とシアーホルツで計６三振を喫するなど、好機を生かせず渋い表情の緒方監督（奥）

セ・リーグ 広島１－５阪神

（9月3日 甲子園）
　広島は藤浪対策として、３～７番に左打者を並べたが、拙攻の連続で攻略できず。相性の良かった３番の松山と、この日１軍に再昇格した４番シアーホルツが好機で計６三振と大ブレーキだった。

　「期待して送り込んだ３、４番打者が打ち崩せなかった」と緒方監督。福井は６回まで２失点も、７回２死満塁でマートンに痛恨の走者一掃二塁打を浴びた。首位とのゲーム差を４・５に広げられ「粘っていても、打たれたら意味がない」と悔しがった。