巨人 二転三転の死闘、最後は村田が決めた!DeNA梶谷2発空砲

[ 2015年9月4日 21:22 ]

<D・巨>巨人9回2死一、二塁で村田が左前へ勝ち越し打を放つ

セ・リーグ 巨人8―7DeNA

(9月4日 横浜スタジアム)
 巨人が土壇場の逆転劇で勝利を飾り貯金を3とした。チームが今季苦手としていた横浜スタジアムでの連敗も4でストップした。首位阪神とのゲーム差は1.5で変わらず。DeNAは8回に再逆転しながらリードを守りきれず連敗。

 巨人は6―7で迎えた9回、この日昇格したばかりの代打・堂上が二塁打で出塁。続く坂本の犠打で1死三塁とし、阿部の中前適時打で追いついた。さらに相手の守備のミスも絡め2死一、二塁から村田が左前適時打を放って勝ち越し、シーソーゲームに決着をつけた。

 巨人は初回先頭打者の立岡が中前打。三嶋のけん制悪送球と片岡の右前打で無死一、三塁とし、坂本の中犠飛で1点先制。なお2死一、二塁から、3試合ぶりに先発し6番に座ったアンダーソンが左前へ適時打を放ち2点目を挙げた。

 先制した直後に逆転され2―3とされて迎えた3回、先頭打者の片岡は捕手への高い飛球。これを嶺井が落球する失策で出塁。坂本の犠打で1死三塁とし、続く阿部が3試合ぶりの一発となる13号2ランを右翼席上段へ放って逆転した。

 6回には村田、小林の連打による1死一、三塁から菅野の中前打で1点を追加してリードを広げ、7回にもアンダーソンの適時二塁打で6点目を挙げた。

 先発の菅野は7回を5安打3失点と好投したが、2番手マシソン、3番手の山口で4点を失って試合がもつれた。9回も先頭打者を出しピンチを迎えたが、沢村が何とかしのいだ。

 DeNAは終盤の8回に梶谷がこの日2本目の本塁打となる10号3ランを放つなど一挙4点で再逆転。しかし守護神の山崎康が抑えきれず万事休した。

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