ヤクルト　比屋根２年ぶりのプロ２号「まさかです。奇跡です」

＜ヤ・広＞３回無死、左越えにソロ本塁打を放ち、ベンチ前で迎えられる比屋根

セ・リーグ ヤクルト―広島

（7月29日 神宮）
　ヤクルトの比屋根渉外野手（２８）が今季１号アーチを放った。

　２―０の３回無死、今井の甘く入ったフォークを振り抜くと、打球は左翼席へ飛び込んだ。１３年５月１８日ロッテ戦（神宮）で現在チームメートとなっている成瀬から放ったプロ１号以来、２年ぶりの通算２号。

　打撃の好調さを買われて、この日で９試合連続「１番・中堅」で先発出場しているリードオフマンは「先頭打者で塁に出ることしか頭になかった。追い込まれていたし、食らいついていった結果、自分でもまさかです。奇跡です」と興奮気味に振り返った。