巨人・内海 左太腿裏つり7回途中3失点降板「申し訳ないし情けない」

[ 2015年7月29日 20:27 ]

<巨・D>7回1死一、三塁、左脚を痛めて降板となる内海(左)

セ・リーグ 巨人―DeNA

(7月29日 京セラD)
 巨人の内海哲也投手(33)が29日、京セラドームで行われたDeNA戦に先発。7回途中に左太腿裏がつり、6回1/3を7安打3失点で降板した。

 内海は初回、1点を先制されたものの、2回以降はリズムをつかみ5回まで無失点に抑える。最速は140キロどまりも丁寧に低めをついた。不運だったのは同点の6回、先頭・梶谷の右前へのライナーが大きく弾んで右翼手・長野の頭上を越える三塁打に。続く筒香の一ゴロの間に1点を勝ち越された。

 しかし、その裏、1死一塁で失点に絡んだ長野が三浦から中越えに逆転2ラン。勝ち投手の権利を手にした内海だったが、7回1死一、三塁で白崎に初球を投げ込んだところで左太腿裏を気にするしぐさを見せた。結局、ここで降板。代わったマシソンが適時打を浴びて同点に追いつかれ、今季初勝利はならなかった。

 降板後、「6回まではリズムよく低めに集める、今できる自分の投球ができていた。ただ、イニングの途中で交代することになり申し訳ないし、情けないです」とコメントした。

 内海は6月5日のソフトバンク戦(東京ドーム)以来、54日ぶりとなった今季2度目の登板。前回も4回途中に両太腿裏がつるアクシデントに見舞われ、3回1/3を7安打5失点で降板していた。

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