メッツ救援右腕 今季2度目の禁止薬物使用にGM「恥ずかしい」

[ 2015年7月29日 17:20 ]

メッツのヘンリー・メヒア投手 (AP)

 大リーグ機構は28日、運動能力強化薬物のスタノゾロールとボルデノンの陽性反応が出たとして、メッツの救援右腕ヘンリー・メヒア(25)に対して162試合の出場停止処分を科した。

 メヒアは4月にもスタノゾロールの陽性反応で80試合の出場停止処分を受けており、7日にその処分が明けたばかり。今季2度目の処分決定にアルダーソンGMは「復帰してすぐにこのようなことが起こり、非常に失望している。そこには怒りと驚き、そして悲しみが混在している」とコメント。さらに「この処分は今後の彼のキャリアにとって大打撃で、これは誤った判断の結果。恥ずかしく思うよ」と続けた。

 ドミニカ共和国出身のメヒアは10年にメジャーデビュー。4年間、先発として思うような結果を残すことができなかったが、昨季途中からクローザーに転向すると、その才能が開花して28セーブをマーク。今季は同郷のファミリアがクローザーを務め、自身はセットアッパーとして7試合に登板し、7回1/3を投げて4安打7奪三振無失点という成績だった。

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2015年7月29日のニュース