藤井学園寒川 決勝最多20点V!ココリコ遠藤先輩やりました

[ 2015年7月29日 05:30 ]

勝利の瞬間、マウンドで歓喜する藤井学園寒川ナイン

第97回全国高校野球選手権香川大会決勝 藤井学園寒川20―4丸亀城西

(7月28日 レクザムスタジアム)
 ノーシードの藤井学園寒川が夏の香川大会決勝では最多記録となる20得点で6年ぶり2度目の夏切符を手にした。初回1死一、三塁で4番・白川が先制の左前適時打を放つなど6得点。5回にも6本の適時打などで11点を奪い、勝負を決めた。

 野球部OBの一人が、お笑いコンビ「ココリコ」の遠藤章造。校内の道場にはサイン色紙が飾られていて2安打3打点の金川主将は「お会いしたことはないんですけど、テレビで見ると“あ、先輩だ”って思います。ぜひ、甲子園に応援に来てほしい」とラブコールを送った。

 現3年生は在籍3年間で監督が3度交代するなど、苦難を乗り越えた世代。昨年8月から指揮を執る佐竹茂樹監督は「よく守った」と選手をねぎらった。OBで指導4年目の中野宏俊コーチも「このチームは金川のチーム。どんな時も主将を中心に考えてやっていた」と目を細める。その主将は「夢のよう。正直、苦しくてボク1人じゃ耐えられなかった。全員野球でまずは甲子園で1勝を目指したい」と仲間と乗り込む聖地を見据えた。(細川 真里)

 ◆藤井学園寒川(香川)女子プロゴルファー・堀奈津佳はOG。お笑いコンビ「ココリコ」の遠藤章造はOB。

続きを表示

2015年7月29日のニュース