横浜・渡辺監督の“夏”終わる…紀子夫人「お疲れさま」

[ 2015年7月29日 05:30 ]

<横浜・東海大相模>ベンチから指示を出す渡辺監督
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第97回全国高校野球選手権神奈川大会決勝 横浜0―9東海大相模

(7月28日 横浜)
 観客席では渡辺監督の紀子(みちこ)夫人、長女・由紀さん、次女・元美さん、孫で明大野球部1年の佳明が最後の雄姿を見届けた。

 夫人は渡辺監督の就任以来、野球部寮の食事を作り続けてきた。今はその役目を由紀さん、元美さんに引き継ぎ、自宅では野菜中心の食事で指揮官を支えた。「体が丈夫ならもう少しでも頑張れたかもしれない。寂しいけれどお疲れさまと言いたい」。元美さんも「ここまでできたことが凄い」と拍手し、「今度、ゆっくり夫婦で(孫の)野球の応援でもしてほしい」と話した。

 祖父とともに横浜で2度の甲子園出場を果たした佳明は大学のオフが重なり、観戦がかなった。「最近は一歩進んだ野球談議ができるようになった。最後のユニホーム姿を見られて良かった」と背中を見つめていた。

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2015年7月29日のニュース