明石商 初の決勝進出!大西「ビックリ」サヨナラ弾!

[ 2015年7月29日 05:30 ]

第97回全国高校野球選手権兵庫大会準決勝 明石商5―4神戸国際大付

(7月28日 明石トーカロ)
 延長11回裏、1メートル64の小兵、2年生・大西が左翼席へサヨナラ本塁打を放ち、明石商が初の決勝進出を決めた。

 「自分でもビックリ。二塁打かな、と思って全力で走りました。気持ちいいですね」。サヨナラ打も、本塁打も生まれて初めてという。「吉高が頑張ってたんで11回でなんとか決めたかった」。同級生の2年生右腕の好投に報いる会心の一撃だった。

 狭間善徳監督は明徳義塾中監督から06年に明石商監督に就任して10年目。報徳学園、神戸国際大付と有力校を撃破しての決勝進出に「4、5点勝負だと思ってました」としてやったりの表情を浮かべた。5月中旬から休日なしで1カ月半、1日6時間の練習で選手を鍛え、「決勝も思い切りやるだけです」と手応え十分。悲願の初甲子園は目前だ。

続きを表示

2015年7月29日のニュース