大谷 発熱欠場で開幕に暗雲…18日も休養なら調整に影響か

[ 2015年3月18日 06:45 ]

16日には元気にイベント参加した大谷だったが…

 日本ハム・大谷翔平投手(20)が17日、風邪の症状を訴え、広島とのオープン戦(札幌ドーム)を欠場した。関係者の話を総合すると、前日は球団主催のトークイベントに元気な姿で参加していたが、この日の朝になって38度以上の熱を出し、札幌市内の病院で治療を受けたという。

 石黒好光チーフトレーナーは「インフルエンザ検査は陰性だった。体温など詳細は明かせないが、熱は下がりつつある。きょうは球場に来ないで(合宿所で)静養してもらう」と説明した。

 開幕投手に内定している27日の楽天戦(札幌ドーム)にも暗雲が漂ってきた。最近2戦乱調だった大谷にとって開幕前ラスト登板となる20日の巨人戦(東京ドーム)先発が、現時点で微妙な状況になったからだ。

 厚沢投手コーチは「(開幕1週間前の)20日を予定しているが、それはあすの練習で投げられるかによる」と話し、18日になっても体を動かせなければ、最終調整は白紙となる。その場合は「ぶっつけ開幕」や「開幕回避」の可能性も出てくるが、栗山監督は「本当に20日に投げられなかったらいろいろと考えなくてはならない。でも大丈夫だと思う」と、最後は大谷の回復力を信じていた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年3月18日のニュース