巨人・長野「少し緊張」2軍戦で150日ぶり実戦復帰 20日にも1軍へ

[ 2015年3月18日 05:30 ]

<ロ・巨>初回2死、長野はバットを折られ三ゴロに倒れる

イースタン・リーグ 巨人2―2ロッテ

(3月17日 ロッテ浦和)
 巨人に欠かせない男が帰ってきた。昨年11月に右肘と右膝を手術した長野が、イースタン・リーグ、ロッテ戦(ロッテ浦和)に「3番・右翼」で先発出場。昨年のCSファイナルステージ以来150日ぶりに実戦復帰し「少し緊張しました。肘も膝も問題なくプレーできました」と充実の表情を浮かべた。

 観客席は平日では異例の立ち見が出るほどの超満員。「いける球はいこうと思った」と初球から積極的に振った。3打数無安打も、中飛に倒れた第3打席では力強いスイングで痛烈な打球を放った。野球人生で初めての手術は2カ所同時だった。歩行から一歩ずつ段階を踏み、長く険しいリハビリを乗り越えた。「思ったより時間がかかったな、というのが本音です。いろいろな方に助けてもらいながらここまで来られました」。短い言葉の中にも苦労がにじんでいた。

 早ければ20日の日本ハム戦(東京ドーム)から1軍に合流する。「開幕スタメンを目指して頑張ります」。待ち望んだ目標達成の瞬間は目の前にある。

 ▼巨人・村田(「6番・三塁」でフル出場も3打数無安打1四球)試行錯誤してる中で何か良いものをつかめれば。数をこなして自分のものにしないと。必死に結果を出します。

続きを表示

この記事のフォト

2015年3月18日のニュース