阿部「怖さなし」走攻守軽快　教育Ｌで実戦復帰「90％ぐらい」

イースタン教育リーグ、ＤｅＮＡ戦の初回２死一塁、けん制球を捕る阿部

イースタン教育リーグ 巨人４―１７ＤｅＮＡ

（3月6日 ジャイアンツ球場）
　右ふくらはぎの張りで調整が遅れていた巨人・阿部が、イースタン教育リーグ・ＤｅＮＡ戦（ジャイアンツ球場）で「３番・一塁」で先発し、２月１５日の紅白戦以来となる実戦復帰を果たした。

　走攻守で軽快な動きを見せ「怖さもなく動けた。９０％ぐらいの状態」と納得の表情を浮かべた。２７日からの開幕３連戦で先発の可能性があるモスコーソを相手に第１打席は遊飛。第２打席は四球で出塁すると、和田の右前打で一気に三塁まで進み、隠善の中前打で生還した。守備では初回に一ゴロを処理。４回終了後に途中交代した。

　次戦は８日の欧州代表戦（同球場）に出場予定。順調にいけば１４日の西武戦（西武プリンスドーム）から１軍復帰する見通しで、阿部は「段階をしっかり踏んで一日でも早く１軍に戻りたい」と力を込めた。