イチロー“初体験”OP戦初戦フル出場「深い意味はない」

[ 2015年3月7日 05:30 ]

<マーリンズ・カージナルス>試合前、訪れた稲葉氏(右)と握手するイチロー

オープン戦 マーリンズ1―4カージナルス

(3月5日 ジュピター)
 マーリンズのイチローがオープン戦初戦に「7番・DH」で先発出場。3打数無安打だったが、オープン戦初戦ではメジャー15年目で初めてフル出場した。

 この日の先発野手の平均年齢は28.4歳で41歳だけが最後まで出場。6日(日本時間7日)の敵地でのレッドソックス戦に同行しないためで「そんなに深い意味はない」と受け流した。

 2つの二ゴロと空振り三振。「ゲームに入れる状態ではない」と苦笑いしたが、実戦の勘を取り戻すための3打席に「練習で100回やってもゲームの1回にはかなわない」と振り返った。この日は09年WBCで同僚だった元日本ハムの稲葉篤紀氏がキャンプ地を訪問。ともに愛知県出身で1歳上の稲葉氏から「日本で50過ぎまで(現役を)やって世界一のものを(何か)つくってほしい」とエールを送られた。

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