ブレーブス　通算１３８セーブの右腕とマイナー契約

　ブレーブスは１０日、マット・キャップス投手（３１）とのマイナー契約を結び、今春のメジャーキャンプに招待選手として参加させると発表した。

　キャップスは０２年にパイレーツからドラフト７巡目（全体１９３位）で指名されると、０５年にメジャーデビュー。０７年からはクローザーを任され、その後はナショナルズ、ツインズと渡り歩き、１０年には４２セーブを挙げてオールスターにも選出された。しかし、ここ２年は右肩の炎症に苦しみ、マイナーで通算１０試合の登板に留まっていた。

　ブレーブスには昨季リーグ最多となる４７セーブを挙げたキンブレルがいるが、メジャー８年で通算１３８セーブを記録しているキャップスが、その絶対的守護神へとつなぐセットアッパーとなることをチームは期待している。右肩の問題さえクリアできれば、まだまだ活躍できる年齢だ。