カブス和田“肉食系男子”のススメ メジャー流食生活説く

[ 2014年12月21日 05:30 ]

子供たちを指導する和田

 カブスの和田毅投手(33)が、ソフトバンクを退団してから初めて福岡県内で野球教室を開き、「肉食のススメ」を説いた。この日は理論派らしく栄養セミナーを実施。タンパク質を積極的に摂取するメジャー流の食事法を採用したことを明かした。

 日本では、消化の早いうどんなどの炭水化物を常に試合前に口にしていたという。だが、メジャー移籍後、登板がない投手や控え野手が試合前に肉や魚などでタンパク質を取っている光景を見て食生活の改善に着手。「投げない日はしっかり練習してタンパク質を取った方がいいと感じた。僕も昔は食べる量が少なくて体が小さかった。タンパク質を取る量が増えれば、体が大きくなる子供も増える」と訴えた。

 今季はメジャー初勝利を含む4勝を挙げ、来季残留を勝ち取った。しかし、チームはオフに同じ左腕で通算116勝のレスターを獲得し、現在は先発5番手を左腕のウッドらと争っている。「来季は正念場。32試合先発、200投球回を目指して一年通してメジャーで結果を残したい」と悲壮な決意を口にした。東京都内でトレーニングを続け、来年1月中旬までに渡米する。

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