秋山監督 逆転負けもサバサバ「終わったことはしょうがない」

[ 2014年10月19日 18:05 ]

<ソ・日>延長11回2死満塁、中島卓に決勝打を打たれマウンドでしゃがみこむサファテ

パ・リーグCSファイナルS第5戦 ソフトバンク4―6日本ハム

(10月19日 ヤフオクD)
 ソフトバンクは序盤に4点のリードを奪ったが、リリーフ陣が崩れて4―6で逆転負け。3勝3敗(ソフトバンクの1勝のアドバンテージを含む)となり、シリーズ進出の行方は20日の最終戦に託されることになった。

 2回に日本ハム先発の大谷を攻略して4点を先制。李大浩、松田の連打と中村の死球で無死満塁とすると、吉村、今宮の連続適時打で3点を挙げ、なお1死一、三塁から柳田の一ゴロの間に1点を追加した。しかし5回2死二、三塁の好機を逃すと、6回以降はわずか1安打。逆に中継ぎ陣が7、8回に失点して同点に追いつかれると、延長11回にはサファテが中島卓の勝ち越し打を浴びた。

 勝ち試合を逃した秋山監督だったが、試合後は「これも野球。短期決戦ではいろいろある」。「2死からもったいなかった」と7回2死から森、森福が4連打を浴びて3点を奪われた場面をポイントに挙げたが、「終わったことはしょうがない」とサバサバとした表情で振り返った。

 20日の第6戦は勝つか引き分けで3年ぶりの日本シリーズ進出が決まる。今季限りでの退任が決まっている指揮官は「最後だし、全員でやるしかない。中継ぎはいっぱい使ったけど相手も同じ。明日は総力戦」と前向きに最終戦を見据えた。

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