今季限りの野村監督 残した課題は「ここぞという試合で勝ち切る」

[ 2014年10月12日 18:32 ]

<神・広>ベンチの野村監督(左)と緒方コーチ

セ・リーグ クライマックスシリーズ 広島0―0阪神

(10月12日 甲子園)
 広島はCSファーストステージで2連敗し、今季の戦いが終了。今季限りで退任する野村監督は「ここぞという場面でのあと1本、ここぞという試合で勝ち切ることに期待したい」と来年以降の課題を口にした。

 レギュラーシーズンは残り2戦で1試合でも勝てば2位が決まるという状況まで持ち込みながら、2連敗で3位。CSでも1勝もできず、14年の戦いが終わった。

 首位・巨人に1ゲーム差に迫り臨んだ9月2日からの天王山で3連敗したことが巨人独走を許してしまった最大の要因とも振り返っていた指揮官。勝負どころでの手痛い敗戦が目立つ1年だった。

 それでも「146試合戦ってよく頑張ってくれた。前半いいスタートを切ったことが印象に残っている」と今季の戦いぶりを称えた。

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2014年10月12日のニュース