オリオールズ 初戦落とすも機動力封じ収穫

[ 2014年10月12日 05:30 ]

<オリオールズ・ロイヤルズ>7回、ベースから足が離れ盗塁に失敗するダイソン(AP)

ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 オリオールズ6―8ロイヤルズ

(10月10日 ボルティモア)
 オリオールズは初戦を落としたものの、ロ軍自慢の機動力は封じた。7回、青木の代走で登場した快足ダイソンが二盗を試みた。タイミングはセーフだったが、二塁手スクープが左足を強く押し払うようにタッチしたため、足が一瞬ベースから離れ、アウトに。

 ダイソンは「スライディングが完璧じゃなかった。自分の責任」と言い訳しなかったが、頭から滑り込んだ勢いのまま左足をベースに引っ掛けるクセを研究したようなタッチ。スタート前には一塁手ピアースが「コンマ数秒でもスタートを遅らせられれば」と、あえてベースから離れた位置に立ち、戻る動作をすることで走者をけん制する幻惑作戦も披露した。ロ軍は今ポストシーズン初の盗塁0。知将バック・ショーウォルター監督は「勝てなかったこと以外はいい試合だった」と振り返った。

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2014年10月12日のニュース