ロイヤルズ敵地で連勝!青木「カンザスで決められるように」

[ 2014年10月12日 11:00 ]

オリオールズ戦の4回、本塁打を放ったムスタカス(左)を迎えるロイヤルズ・青木
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ア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ロイヤルズ6―4オリオールズ

(10月11日 ボルティモア)
 連日の「どっちに転んでもおかしくない展開」(青木)の接戦を制してロイヤルズが2連勝。青木は試合後、「敵地で連勝できたのは大きい。いつも通りの野球ができたと思う」と手応えの表情で話した。

 1回の第1打席、「早い回から取っていきたい気持ちがあった」とオリオールズ先発ノリスの低めの速球を捉え、ポストシーズン3試合連続安打となる左前打。これで打線に火がつくとケーンも右二塁打で続いて1死二、三塁とし、ホズマーの2点適時打で先制のホームを踏んだ。

 その後ロイヤルズは3回、5回と同点に追いつかれたが、「同点の状況で終盤に入ると、投手もいいので勝てそうな雰囲気がある」という9回にエスコバルが適時二塁打を放って勝ち越しに成功。ワイルドゲームからポストシーズン無傷の6連勝と、勢いの差を見せつけて勝利を手にした。

 敵地での2連勝で、29年ぶりのリーグ優勝とワールドシリーズ進出へ大きく前進したロイヤルズ。チームは試合を重ねるごとに勝負強さと勢いを増している。青木は13日(日本時間14日)からのホーム3連戦に向けて、「カンザスで何とか決められるように、1試合1試合集中していきたい」と力強く語った。

 ▼ロイヤルズ・ヨースト監督の話 最高の舞台で最高の野球ができている。1勝1敗でホームに戻れればいいと思っていたが、2勝してホームで(最大)3試合できるのは素晴らしい。

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