粘投で5勝目の阪神・岩崎「良い部分をどんどん出していこうと」

[ 2014年9月15日 21:51 ]

<ヤ・神>ヒーローインタビューを終え帽子をかぶり直す岩崎

セ・リーグ 阪神5―3ヤクルト

(9月15日 神宮)
 阪神の岩崎が粘りの投球を見せて今季5勝目を挙げた。

 「自分のピッチングをして、良い部分をどんどん出していこうと思っていた」。そう語る岩崎はプロ初となる強力ヤクルト打線を相手に7回まで投げて5安打1失点の投球を披露した。

 初回にいきなり失点したが、「慎重になりすぎてしまった部分もある。何とか最少失点で切り抜けられたので、のっていけた」という言葉通り、4回から6回までヒットを許さなかった。

 しかし、7回に再び無死二塁のピンチ。「目の前の打者を抑えることに集中した」と岩崎は見事に後続を断ち、その直後の味方の猛攻を引き寄せた。

 「鶴岡さんのミットを目がけることだけを考えて、自分のボールをそこに集中させた」とこの日の106球を振り返る5勝目を挙げた頼もしいルーキーに阪神ファンはレフトスタンドから熱い声援を送った。

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2014年9月15日のニュース