4番阿部 サヨナラ呼んだ!2ラン&劇勝口火打「何かあると思ってやった」

[ 2014年8月26日 21:36 ]

<巨・神>9回2死二塁、ロペス(中央)が中前にサヨナラ打。阿部(左)が跳びつき、坂本も祝福

セ・リーグ 巨人4―3阪神

(8月26日 東京D)
 巨人の4番・阿部の執念が逆転サヨナラ劇を呼んだ。

 「3点先制されたが、1点差まで来た。何かあると思ってやった。みんなが信じてやった結果」

 0―3の6回、メッセンジャーから左中間に1点差に迫る2ラン。9回にも先頭で呉昇桓(オ・スンファン)から右翼線二塁打を放ち、劇的な幕切れを演出した。

 最後はロペスが中前にはじき返し、チームは2位阪神に再び2.5ゲーム差をつけた。阿部は「最高でした!」と声を張り上げたが、すぐに「きょうは少し余韻に浸って、あしたはまた切り替えて頑張りたい」と言った。

 4番として主将として…。価値ある勝利に酔いしれることなく先を見据えていた。

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2014年8月26日のニュース