大谷“5度目の正直”で10勝到達!ダル以来の高卒2年目2桁

[ 2014年8月26日 21:34 ]

<ソ・日>日本ハム先発の大谷

パ・リーグ 日本ハム4―2ソフトバンク

(8月26日 ヤフオクD)
 日本ハムの大谷が26日のソフトバンク戦(ヤフオクD)に先発し、7回を5安打9奪三振、1失点の好投で今季10勝目を挙げた。球団ではダルビッシュ(現レンジャーズ)以来となる高卒2年目での2桁勝利を達成。最近4試合は勝ち星を挙げられず足踏み状態が続いていたが、ついに“5度目の正直”で偉大な先輩に肩を並べた。チームは3連勝となった。

 大谷は初回、長谷川に中前適時打を許して失点。球数も多く不安定な立ち上がりだったが、回を追うごとに本来のリズムを取り戻し、2回以降は無失点。6回には李大浩に中前打され無死一塁とされたが、その後の長谷川、柳田、松田を3者連続三振に仕留めた。7回にも先頭の代打・松中を遊ゴロ失策で出すが、直球は150キロ超とスピードは衰えず、後続をしっかりと抑え込んだ。

 打線は初回、先頭・西川の四球と陽岱鋼の中前打で1死一、三塁から中田が右前適時打。この中田の打球をライトの長谷川が後逸、中継プレーも乱れる間に、一走・陽岱鋼も生還し2点を先制した。5回には陽岱鋼の中犠飛でリードを広げ、6回にも大引の右翼線二塁打と谷口の二ゴロ敵失で1死一、三塁から近藤のセーフティースクイズで加点した。

 ソフトバンクは2点を先制された直後の初回、2死一、二塁から長谷川の中前適時打で1点。3点差とされた8回には1死満塁から松田の二ゴロの間に1点を返したが、反撃はそこまで。先発・スタンリッジ は7回を7安打4失点(自責2)で今季5敗目を喫し、チームは連敗。

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