岩倉・工藤　逆転３ラン「ホームに帰ってきた時に両親が見えた」

東東京大会２回戦 岩倉５―３都板橋

（7月13日 神宮）
　岩倉（東東京）は１―３の８回無死一、二塁から４番・工藤が左越えへ逆転３ラン。

　難聴の両親が見守る前で３回戦進出を決めた主砲は「ホームに帰ってきた時に応援席の両親が見えた。目の前で打ててうれしかった」と喜んだ。高校まで大好きな野球を続けるために応援してくれた両親を支えるため、卒業後は就職する。その前に甲子園出場を決めて恩返しをしたい思いで「チームが勝てる打撃をしていきたい」と力を込めた。