智弁和歌山・山本 紀三井寺球場600号 納得逆転2ラン

[ 2014年7月14日 05:30 ]

<桐蔭・智弁和歌山>3回2死一塁、智弁和歌山・山本は夏の和歌山大会で紀三井寺球場通算600号となる右越え逆転2点本塁打を放つ

和歌山大会2回戦 智弁和歌山4―1桐蔭

(7月13日 紀三井寺)
 メモリアル弾で2年ぶりの夏の甲子園に向けて勢いをつけた。1点を追う3回2死一塁、智弁和歌山の2年生・山本が右越えに高校通算22号の逆転2ラン。夏の和歌山大会での紀三井寺球場(1965年開場)通算600号となった。

 この日は左打者にとって強い逆風が吹いていたが「僕の打席は風がなかった。大好きなコース(内角)に来たので“ヨッシャ”と思った」と笑顔を見せた。

 昨年は3回戦で紀北工に敗れ、和歌山大会8連覇でストップ。出直しの夏も初回に1点を先制される波乱の幕開けとなったが、今春のセンバツでも本塁打を放った2年生がチームを救った。ただ、6回のスクイズ失敗など、ミスも目立つ試合内容に高嶋仁監督は「不満な点はたくさんある。(100点満点中)58点!」と厳しかった。

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2014年7月14日のニュース