森脇監督“カープの14番”との対戦に感慨「津田も喜んでいる」

[ 2014年5月22日 15:47 ]

練習を見つめるオリックス森脇監督

 オリックスの森脇監督が、練習中に思わず感傷的になる場面があった。

 24日のオリックス―広島戦で、広島は大瀬良の先発が予想されるが、大瀬良の背番号14番は、森脇監督の大親友でもある故人の津田恒実氏が背負った番号でもある。森脇監督は「大瀬良が津田のことを知っているのかどうか分からないが、見ているダブるところがある。投げっぷりというか、気持ちが前面に出ている姿は非常にダブる。津田も喜んでいるんじゃないか」と、空を見上げた。

 炎のストッパーと呼ばれた津田氏は、「弱気は最大の敵」を座右の銘にするほど気持ちを出した投球が持ち味で、森脇監督も好きな言葉でもある。「そういう質問が出ると、こうなってしまうよね」と少しの間、感傷的になりながらも対戦を心待ちにしていた。

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2014年5月22日のニュース