上原 右肩張りで登板回避「ちょっと変な感じがした」

[ 2014年4月13日 05:30 ]

<ヤンキース・レッドソックス>セーブがつく場面でも登板せず引き揚げる上原

ア・リーグ レッドソックス4―2ヤンキース

(4月11日 ニューヨーク)
 レッドソックスの上原浩治投手(39)が11日(日本時間12日)、ヤンキース戦(ニューヨーク)で右肩に張りを訴え、登板を回避した。

 2点リードの9回、マウンドにストッパー上原の姿はなかった。試合前に行っていた遠投の際に異変を感じたため、ジョン・ファレル監督に報告。上原は「練習中にちょっと変な感じがしたので、やめておこうかなと。長引くのが嫌ですから、早めに」と明かした。レンジャーズ時代の12年に右広背筋を痛めて、故障者リスト入りしており、患部に関しては「2年前と同じような感じかな」と説明した。

 上原は昨季、73試合に登板し4勝1敗21セーブ。ポストシーズンでも7セーブをマークして胴上げ投手になるなど、ワールドシリーズ制覇の原動力になった。今季も5試合に登板し2セーブ、5回を投げ3安打無失点、7奪三振の成績を残していた。

 今後に関しては12日(同13日)の状態を見て判断する意向。上原は「まぁ、年なんでね。去年の疲れが今、来たんじゃないですか」と話したが、最悪の場合は戦列離脱の可能性も出てきた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年4月13日のニュース