日本ハム稲葉 左膝手術も 近日中にも球団と話し合い

[ 2014年4月13日 08:36 ]

日本ハムの稲葉

 日本ハム・稲葉篤紀内野手(41)が左膝を手術する可能性が出てきた。近日中にも球団と話し合い、今後の方向性を決断する。手術した場合は全治2カ月の見通しで、交流戦後からの実戦復帰を目指すことになる。

 春季キャンプ中から抱えていた痛みは開幕直後に大きくなった。開幕から2試合出場も、その後は欠場。5日に出場選手登録を抹消され、1軍に同行して練習を行ってきた。しかし、打撃で快音を響かせる一方で守備、走塁は再開できていない。球団関係者は「すぐ試合に戻れそうな状態ではない」と説明する。12年に通算2000安打を達成した稲葉だが、昨季は打率・203、3本塁打。今季結果を残せなければ現役引退も覚悟しなくてはならない。周囲には「後悔したくない。手術も選択肢にあるが、回復力がどうなのか」と揺れる心境を吐露。ベテランの決断が注目される。

続きを表示

2014年4月13日のニュース