マートン 止まらん4打点!年間298打点ペースに「あり得ない」

[ 2014年4月13日 05:30 ]

<神・巨>6回無死一、二塁、マートンは左越え3ランを放つ

セ・リーグ 阪神9-0巨人

(4月12日 甲子園)
 阪神・マートンの打席は、チャンスで回ってくるようになっている。6回無死一、二塁だ。内海の甘いストレートを完璧に叩き、左翼へ2試合連続の6号3ラン。

 「能見サンがいい投球をしていたし、鳥谷サンとゴメスがいい形で出塁していたから、打てるボールは積極的にいこうという気持ちだった」と満足そうに振り返った。

 7回にも左前適時打を放ち、この日も4打点の荒稼ぎ。開幕14試合で29打点とした。年間では298打点の超ハイペースで飛ばしているが、「あり得ない。数字に関しては現実的に考えている。1打席1打席、ベストを尽くすだけ」と冷静そのものだ。打点だけでなく打率.490、6本塁打、安打数25、出塁率.550とリーグ5冠王に君臨。頼もし過ぎる助っ人は「打線がつながっている、という部分が大きい」と同僚に感謝にした。

 ≪4月26打点≫マートン(神)が6号3ランを含む2安打4打点。これで4月は11試合で26打点の荒稼ぎ。阪神で月間26打点以上は10年8月に新井が27打点を挙げて以来。2リーグ制後では05年5月今岡の33打点を筆頭にチーム9人目(14度目)になる。阪神は今月15試合を残しており、2リーグ制後の最多記録50年5月小鶴(松竹)の39打点も更新可能なペースだ。

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2014年4月13日のニュース